”木喰” Mokujiki は93歳まで日本全国を伝道一途巡礼し仏像を刻み続けた僧侶!

今回の”美意識の達人”は”お坊さん”
とてもユニークな僧侶の方を
紹介したいんです。
こんにちは!
日本美意識本舗:オーナー・管理人
絵師・イラストレーターのアオキシロウです。
僕は、この人が大好きなんです。
【木喰(もくじき)】さんの登場です!
江戸時代後期の僧侶の方なんですが
木喰(もくじき)さんが
今も生きておられたら
絶対に、お会いしたい美意識の達人です。
____ 絵師:アオキシロウより・・・つづく
もくじ:この記事の内容
”木喰”修行僧が彫り続けた仏像を
観た途端にアナタは微笑むだろう。

「賓頭慮尊者」/出典:http://shigeru.kommy.com/mokujiki
実は、僧侶であり彫刻芸術家であった
木喰(もくじき)さんが残してくれた
数々の仏さま(作品)を
アナタが見た途端・・・
アナタは必ず
木喰(もくじき)さんの
美意識を浴びて
大ファンになってしまう!
そんな予感と確信が
してならないんです・・・(*゚▽゚)ノ
木喰:55秒早わかりプロフィール

木喰(もくじき)/出典:wikipedia)
木喰(もくじき)
江戸時代後期の仏教行者であり
歌人でもあり
日本全国におびただしい数の
「木喰仏:もくじきぶつ」を彫った
仏教彫刻家でもあるんですね。
特定の寺院や宗派に属さず、
全国を遍歴して修業する
遊行僧(ゆうぎょうそう)となり
日本全国を旅しながら訪れた先に
一木造の仏像を刻んで奉納していった
とてもユニークなお坊さんだったんですね。
生涯に3度名を改変したらしく
木喰五行上人(もくじき ごぎょう しょうにん)
木喰明満上人(もくじき みょうまん しょうにん)
とも呼ばれた人物なんです。
木喰のココがスゴい!木喰の魅力!

妙満仙人倚像(自刻像)/出典:http://shigeru.kommy.com/mokujiki
木喰(もくじき)さんが
今も生きておられたら
絶対に、お会いしたい美意識の達人です。
僕身がが、木喰さんが彫刻した
仏像さまと対峙した時
ノミの跡も生々しく
無骨で、しかも
型破りな彫刻なんだけど
太った円満な相の像が多くて
俗に微笑仏(みしょうぶつ)と呼ばれ
その仏像の、たよやか造形の中に
生きている魂の体温を感じて
心温まる仏さん達は生きてました。
思わず微笑んでしまう
木喰仏(もくじきぶつ)の数々!

微笑仏如意輪観音/
出典:http://shigeru.kommy.com/mokujiki
向き合って
観ているだけで
僕の方が、ほろりと
微笑んでしまうところがスゴくて
作家の作品には
その作家のお人柄が出ると言われていますが
まさに
木喰(もくじき)さんの人柄が
刻み出す仏さん達に
醸し出ていました。
▶︎現在連載執筆中です。お楽しみに。
この記事の巻末に著者:アオキシロウの詳細プロフィール
を紹介していますので、ご覧ください(*゚▽゚)ノ