川瀬 巴水:昭和の広重と呼ばれ、あのステーブ・ジョブスも愛した大正〜昭和の浮世絵木版絵師。
今回は、僕自身が
シビれた版画絵師を
あなたに紹介したいんです。
昭和の広重と呼ばれる昭和の風景浮世絵師の
川瀬 巴水(かわせ はすい)の登場です!
江戸時代から明治・大正・昭和を経て
消えていくお江戸の風景・絶景の中にあって
脈々と日本人の心の底板に流れる美意識の景色を
切り取って、描いた昭和の浮世絵師であり
旅情詩人。
あのアップルの共同設立者:スティーブ・ジョブスは
川瀬 巴水(かわせ はすい)の
隠れたファンだったんです。
それでは、さっそく
巴水(はすい)の旅情を歩いてみましょう。

「東京二十景」より 芝 増上寺 (大正14年)/出典:wikipedia 冬の美しい雪景色は川瀬巴水の真骨頂なんです。
川瀬巴水(かわせ はすい)
60秒でわかる早わかりプロフィール
川瀬巴水(かわせ はすい)1883―1957
大正-昭和時代の版画家。
東京・新橋に生まれる。
生年:明治16(1883)年5月18日
没年:昭和32(1957)年11月7日、74歳。
本名は川瀬 文治郎。
のちに日本画家鏑木清方(かぶらき きよかた)に師事。
巴水(はすい)という号は清方の命名によるものらしい。
伊東深水(いとうしんすい)の木版画に影響を受け
版画家に転向。日本各地を写生し
大正・昭和を通じて風景版画を制作した。

出典img5.blogs.yahoo.co.jp
川瀬巴水(かわせ はすい)大正:昭和の旅情詩人絵師
巴水は、雪、月、雨など伝統的な詩情的風景浮世絵版画で
現代の日本人の底板に流れる美意識を表現し
新たな世界を切り開き
その独自の世界観を展開したHasui Woridは
国内より海外で高い評価を受ける。
大正・昭和の「旅情詩人」などと呼ばれ
歌川広重と並び称される人気がある。
あのスティーブ・ジョブズは巴水(はすい)のファン!

池上本願寺の塔/出典:photo-make.jp/
独自の叙情性を持つ風景版画は早くから欧米でも評価され、
実は、僕が尊敬しているApple社:Macintoshの生みの親
スティーブ・ジョブズが、密かに川瀬巴水(かわせ はすい)
の美意識に共鳴し、ジョブズが来日する際に
巴水の版画を購入していたことは知る人ぞ知る。
葛飾北斎や歌川広重の美意識とは違う巴水ワールド!
葛飾北斎や歌川広重の美意識とは
一味も二味も違うHasui Woridの美意識の
波動を浴びてシビれてください。
現在、連載執筆中です。・・・お楽しみに!
この記事の巻末に著者:アオキシロウの詳細プロフィール
を紹介していますので、ご覧ください(*゚▽゚)ノ